2009年4月アーカイブ
この5年間、まことしやかに騒がれていた新型インフルエンザの
活性化が、いよいよ本格的になってきたようだ。
一番警戒されていたのは中国で発症していた鳥インフルエンザで
あったが、予想外というか想定外というか、中米メキシコで猛威を
奮い始めている。共産圏でのこういったケースでは情報を隠蔽して
しまうので、発症している正確な統計や発症経路を遡るといった究明は
殆どされていない。鳥だろうが豚だろうが人が死のうが、焼いて終わりである。
現在のところ、ウイルスはまだ発展途上の段階であるようだが、今年の
年末あたりからは、かなり気を遣わねばならない社会情勢になることは
間違いないだろう。
もともとこういったウイルスのPandemicが憂慮され始めたのは、
一部の国や地域を除いて、自国利益のために貿易を活発化させるため、
USAが世界中にグローバルスタンダードという新興宗教的呪詛の名の下に
世界戦略を行ったことが大きな一因である。我々もまたそれに乗り、多大な
エネルギーと食料を消費・浪費しているツケとして、このことに対処して
いかねばならない。人やモノが地域的環境を無視して流通するということは、
経済的な幸せを運ぶと同時に、それと同等の負荷も背負い込むことになる
のは自明の理であり、面倒で恐ろしい世界になったものだなぁ、と、つくづく
思い知らされる。
反グローバリズムの考え方に、必ずしも迎合するつもりは微塵ほどにも無いが、
固有の生態系を崩したり(琵琶湖のブルーギルとかね)、その土地や地域に必要性
が無いモノをどんどんトレードするというのは、やはり侵してはならないものが
存在するのだという、生き物としての原則に抵触するのだと感じる。ツマリ、
経済性の前に”生き物としての原則”が必要なのではないかということである。
何れにしても、もう始まってしまったのだから対応していくしか方法は無い。
低レベルなメディアも、泥酔して裸族となった中年アイドルタレントをヤリ玉に
上げてる場合じゃないと思うが。
下北沢にて
4-D mode1"Rekonnekted" に派生し、約1年2ヶ月に渉って展開
されたExtension Kitシリーズは、004にて幕を閉じる事となる。
2007年の夏から開始されたmode1のレコーディングは数多くの
作品と音の断片を産み出し、"Rekonnekted"に納まり切れなかった
いくつもの音源を創り出した。そのことからそれらに違う解釈を持たせ、
季刊誌のごとく4作にも及ぶ作品の提案となった。
001から004まで揃えると、まさに"裏Rekonnekted"になる。
既にお気づきの方もいらっしゃるようだが、Extension Kitシリーズの
ジャケットシートは4枚重ね合わせると一つのデザインとして完成する。
それが下の写真。
うっすらと認識できるのは"Rekonnekted"のジャケットに登場している
少年少女2人の顔。
しかし、どこか違う。何か違和感が残るあなたは感性が鋭い!
"Rekonnekted"に出ている顔の残り半分、つまり見えない方の顔が
写っているんですね。
人間の顔というのは左右対象ではなく、右と左でかなり印象が違う。
印象だけでなく、造りも違う。
でも左右併せて一つの顔となる。表の顔と裏の顔。
つまり"Rekonnekted"と"裏Rekonnekted"で一つの作品とみて欲しい
ワケです。
ついでに言うと"Rekonnekted"に登場するこの二人の少年少女は誰なのか?
どういう意味があるのか?…と時折訊ねられるのだが、
少年は2006年7月1日に初台Doorsで、
少女は、2006年9月18日に大阪Beronicaで、
それぞれ4-Dマークの赤い起動スウィッチを押した張本人。
この2つの起動スウィッチを押してしまったがために、永久運動のごとく
4-Dは動き始めた…というワケだ。
下北沢にて

Code-02:4-D Elements -Sight Code Mix-に多数のご来場ありがとうございました。
Music For Exhibitionということで、視覚暗号空間をイメージした新曲で全編構成させていただきました。
セット・リストは以下のような感じです。
全曲、仮タイトルではありますが、ご参考までにどうぞ。
Multiple Konnektion 2K9:Code-02 4-D Elements -Sight Code Mix-
2009年4月19日(日)@学芸大学tray
1. Champrond
2. Sylvano
3. 3-4
4. Funk #24
5. So Far Away
――アンコール――
6. Super Nova
18、19日とご来場くださった皆様、お忙しい中本当に有難うございました。
trayで行ったいつもの4-Dとは趣を変え、ビジュアルメインの2日間でしたが、
4−Dmode1の次回作における音とグラフィックの片鱗或いはヒントのような
ものが鏤められた2日間に、かたち造れたと思います。
4-Dとしてはtray最後のパフォーマンスとなりましたので、諸処の至らなさは
さておき、個人的ではありますがやはり感慨深いものになったと思います。
これまでの4−Dのイベントは、trayという場があったからこそ成し得たと
いっても過言ではありません。
この場を借りてtrayの中井氏に感謝の意を表したいと思います。
有難うございました。
また、私にとっては久しぶりの懐かしい顔や、日頃お世話になっている愛すべき
客人達と、いつもとは違うひとときを共有できたことが、個人的には非常に大きな
2日間となりました。お菓子や美しいお花、それにシャンパンやシーバスリーガル
(「500万年前の氷」をお読みになってのことと思います)と、本当にお気遣いくだ
さり、恐悦至極の2日間でもありました。
それから、2ヶ月半に渡る準備期間中、叱咤激励してくれた神戸の家人。いろいろ気を
もんでくださった4-Dスタッフ京都のiさん、様々なアドバイスをいただいた小暮氏にも
お礼を申し上げたいと思います。有難うございました。
それに加え、当日会場には来ることは出来なかったけど、メールや電話で激励して
くれた友人達にもお礼を・・・有難うございました。
そして、当日の演奏直前まで私は知らなかったのですが、作品のビジュアルイメージ
から新曲を創ってくださったmode1の御三方にも頭が下がる想いです。
兎に角、係わってくださった皆様、本当に有難うございました。
下北沢にて
バタバタしていたんで写真撮れなかった皆様申し訳ない!
撮れた分だけ下にアップしてます。
①2日目ライブ中のmode1
②開場間もなく、食事中の小西氏に説教を施す中井氏(笑)
③プリント作品の裏側に、お言葉をしたためる(笑)横川氏と成田氏
④新幹線に急ぐ小西氏に突っ込みをかます中井氏(笑)
⑤なにやらライブ前の密談中。

Multiple Konnektion 2K9:Code-01初日に多数のご来場ありがとうございました。
本日も以下の作品を会場内で販売しております。ぜひご利用ください。
・Morrison A + Gaku Amatsu「Bianco Nero」
4-D Labelのサブ・レーベルとしてMultiple Konnektion Labelが遂に始動。
その第0弾作品となるのは、アマツ ガクのビジュアル・ミニ・ブックと、謎のアーティストMorrison A(正体はヒ・ミ・ツ)によるインスタレーション用音源(昨日のインスタレーションで流れていた音楽ですね)をパックにしたビジュアル・アート・ブック!!
通称、Exhibition Kitと呼ばれている本作を限定30セット、2000円で販売しております。
また、展示されている作品も1枚500円で購入が可能です。
お気に入りの作品がございましたら、ご自身の手で壁からはがして(←ここポイント)スタッフまでお持ちください。
そして本日17時からは、4-D mode1のライヴ!
昨夜、展示会終了後に機材を運び込んでリハを行なったのですが、メンバーにも感慨深いものがあるようです。
そんな貴重なひとときをぜひ皆さんも共有してください。
では、trayでお会いしましょう。
Multiple Konnektion 2K9:Code-01、02がいよいよ近づいてまいりました。
Code-02に関して予約は行わないのかという声がいくつか寄せられたため、メンバーとスタッフが緊急ミーティングを行い、メール予約を行わせていただくことになりました。
4/19、trayで行われる4-D Elements -Sight Code Mix-の予約を希望されるかたは、お名前/人数/メール・アドレスなどの連絡先を明記したメールをcode-02@4dmode1.jpまでご送信ください。
折り返し、整理番号を明記したメールを返信させていただきます。
当日は、その整理番号順に入場となります(予約をされていないお客様は、その後の入場となります)。
予約は4月12日の日曜日(厳密に言えば、日付が11日から12日に変わった瞬間)より開始し、18日(土)まで受け付けます。
急な措置で申し訳ごさいませんが、ぜひこの機会をご利用ください。