Extension Kit:004
4-D mode1"Rekonnekted" に派生し、約1年2ヶ月に渉って展開
されたExtension Kitシリーズは、004にて幕を閉じる事となる。
2007年の夏から開始されたmode1のレコーディングは数多くの
作品と音の断片を産み出し、"Rekonnekted"に納まり切れなかった
いくつもの音源を創り出した。そのことからそれらに違う解釈を持たせ、
季刊誌のごとく4作にも及ぶ作品の提案となった。
001から004まで揃えると、まさに"裏Rekonnekted"になる。
既にお気づきの方もいらっしゃるようだが、Extension Kitシリーズの
ジャケットシートは4枚重ね合わせると一つのデザインとして完成する。
それが下の写真。
うっすらと認識できるのは"Rekonnekted"のジャケットに登場している
少年少女2人の顔。
しかし、どこか違う。何か違和感が残るあなたは感性が鋭い!
"Rekonnekted"に出ている顔の残り半分、つまり見えない方の顔が
写っているんですね。
人間の顔というのは左右対象ではなく、右と左でかなり印象が違う。
印象だけでなく、造りも違う。
でも左右併せて一つの顔となる。表の顔と裏の顔。
つまり"Rekonnekted"と"裏Rekonnekted"で一つの作品とみて欲しい
ワケです。
ついでに言うと"Rekonnekted"に登場するこの二人の少年少女は誰なのか?
どういう意味があるのか?…と時折訊ねられるのだが、
少年は2006年7月1日に初台Doorsで、
少女は、2006年9月18日に大阪Beronicaで、
それぞれ4-Dマークの赤い起動スウィッチを押した張本人。
この2つの起動スウィッチを押してしまったがために、永久運動のごとく
4-Dは動き始めた…というワケだ。
下北沢にて