嵐を避けるにはその進行方向から逸れるしかない

|

オーストラリアを襲ったフェイズ5の超度級サイクロンの被害を最小限

に止めることが出来た大きな要因として、Facebookを利用した情報伝達

が有効に機能したらしい。

成程。妙に納得してしまう。


このところ、ほぼ毎日のようにSNS関連のニュースが取り沙汰

されていて、その多くは旧メディアが予想も出来ない社会への圧倒的

で迅速な影響力についての記事が目立つ。


先日4-DスタッフのIちゃんが下北でイトケンさんのライブを観た帰り、

ライブハウスまで迎えに行ったその後の食事中に、「twitterのおかげで

本当にいろんな人達と簡単に連絡できて繋がれるようになった。突っ込み

も入るで(笑)」と力説された。

「twitterやったらいいのに!」と薦められたが、まぁ、なにぶん根っか

らの面倒くさがり屋なもんで、ちょっと難しい。

もう一つは日頃忙殺されているため、一人になって孤独を守らなければ

精神的に保たないな、という理由がある。半世紀も生きてると、自分では

抱えきれないほどのシガラミを背負っていることに気付く。

今更仕方ないのだが。


ヒトとヒトが繋がる事に因って意味が生じるSNSの世界観は非常に魅力

的だが、個人的にはまだ必要としていないのだと思う。

たぶん、今くらいの情報との距離感が現状はフィットしているのだと感

じる。様々な難問を解決していくのに、全てを正面からぶつかっていては、

流石に保たない。

その進行方向から逸れることも必要だということかな?


下北沢にて

このブログ記事について

このページは、press_4dmode1が2011年2月 6日 22:20に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「SNS」です。

次のブログ記事は「」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01