2011.1.21 紅布
昨日は、「旭電会<kyoku-den-e> vol.2」@新宿 レッドクロス_紅布に多数ご来場いただきありがとうございました。
当日券も出ない人口過密ライヴとなったため、皆様にはさまざまな迷惑をおかけしてしまいました。本当に申し訳ありません。
今回のライヴは、そのプノンペン・モデルのマルタさんにお呼ばれして実現したもの。4-D mode1にとって2011年最初のライヴであると同時に、『DENKMAL』発売後一発目となるライヴでした。
「新年一発目だし、攻めよう」
「最初の2曲でフロアを暖めてやるぜ!オレたちの生き様をみやがれ!」
「で、暖めた後は尻すぼみ、みたいな(笑)」
「最後どうする?」
「あ、『錫』あるやん!」
といった綿密な打ち合わせ(ゆるいとか言わないよーに:笑)が前日のリハでは行なわれていまして、そのコンセプトに沿って決定したセットリストは以下の通り。
1. -17℃
2. VERY
-MC-
3. Breath
4. Night Walker(小西新曲)
5. イトケンおもちゃ音から横川・成田スケッチ(新曲)
6. 小西ネタ(新曲)
-MC-
7. 錫(Shaku)
もういきなり1、2曲目からノンストップでパワー全開。
プレイヤーとしての4人の肉体性が全面に出ています。「1、2、3!」とカウントする成田氏。凶暴なヴァイオリンを奏でる横川氏。黙々とベースをプレイする小西氏。土台となるリズムをしっかりと支えるitoken氏のドラム。岩下氏のドラッギーなVJ。これが4-D 2011モデル。
攻めたところで、小西氏が「あけおめ」と1回目のMCタイムに。「勘違いしてたんですが、これがCD発売以降初めてのライヴだそうです。告知はいっぱいあるんだけど」と前置きしたうえで、物販トーク。新作トートバッグを掲げて「多分あと10個くらいしかないと思うんで、殺到して買ってくれたまえ」。おかげさまで終演後には完売いたしました。次回までに追加発注しておきます。
4曲目の「Night Walker」は、小西氏がT.K.M.Fの新作ミニ・アルバム用に作った曲をベースに再構築したもの。本人言うところの「オジサン哀愁テクノ」してました。
演奏はそのまま4人のセッションへと流れていき、2度目のMCタイム。
「じゃあ、最後の曲」(場内:えー!)「当たり前。俺らオープニング・アクトやし」(場内再び:えー!)「というので、もっと観たかったら次のライヴに来るように」(拍手)「言っとくけど長いぞ」(場内爆笑)
というわけで、まず小西氏が4月23日のデンシコン2を紹介。「なんか合コンかと思った。君たち、合ハイって知らんやろ?これるもんなら来てみやがれ」。
続いて横川氏が、5月14日、シャンプーの新作発売記念ライヴ「電子のフローラin 2011」の告知。「年末にファイル交換でシャンプーの新しいアルバムに1曲参加しました。(アルバムのほとんどの曲は)ポップなんだけど、1曲だけ「え、これは!?」って曲があって、ぜひそれでってことで、自宅でノイズの限りを尽くして。ライヴも大体そういうことになると思われます」とのこと。これは楽しみ!
そして再び小西氏。2月26日にドイツ、ライプツィヒのclub1886にて横川氏と行なう4-D ELEMENTSの紹介。「来れるもんなら来てみやがれ。寿司でもおごるぞ。結構うまい」ということですので、卒業旅行などで渡独されている方はぜひ。あと、T.K.M.F.のミニ・アルバムをデンシコン2までには作りたいとのこと。
そして最後は成田氏の告知タイム。
「一つだけ。私がプロデュースしたバンド、ボリスが3月にエイベックスから出ます。ナタリーで取り上げられちゃったりなんかして、これがなかなかすごいです。魂こもってます。人生ウン十年の力を込めてやりましたので、チェックしてください」。演奏だけでなくMCも熱いぞ、成田氏!
本当はここでitoken氏の紹介もするはずでしたが、マシン・トラブル多発でメンバー全員テンパッていたため、紹介を忘れたまま「錫(Shaku)」の演奏がスタート。終演後、楽屋で3人はitoken氏に謝ったとこと(小西氏より報告)。皆様もお許しくだされ。しかし紹介し忘れたのに、物販したitoken氏のCDは完売!あの超絶プレイを目にしたら、そりゃあ欲しくなりますよね。興味のある方はHP(http://www.itoken-web.com/)をどうぞ。演奏終了後、横川氏はペットボトルの水を客席に投げていました。
演奏は攻撃的かつフィジカルに。でもMCはゆるく。
2011年、4-Dはもっともっと攻めていきますよ!