中野テルヲ×横川理彦
昨夜はone-s-one II~唯一無二のソロアーティストによる競演~』
と銘打たれた中野テルヲ氏と横川理彦氏のライブにお邪魔した。
生憎の寒さと降りしきる雨の中、平日というのに客席は満杯。
そして、著名なゲストもチラホラ。
横川氏のパソもダウンすることなく、また、中野氏のセンサーも
冴えまくり、それぞれソロでの演奏パートは程良いところで終演。
このお二人の組み合わせで私が最初から期待していたのが、ソロ
の部分よりも実は競演の部分。
中野氏の演奏が終わると横川氏が合流。中野氏が出すベーストラ
ックに引っ掻くような横川氏のギターと、半年ぶりに聴くヴァイ
オリンの演奏。
ニューウェーブを原体験通過してきた身にとっては、またとない
美味なる即興、そこに中野氏のヴォーカルも絡み、粒のハッキリ
とした果物とキリッとしまったジンがベースのカクテルの美味さ
をを感じさせる名演。
当日のリハで初めて合わせただけとは思えない珠玉の演奏となった。
演奏終了後、アンコールを求めるオーディエンスの拍手も、用意した
プログラムは全て終了ということで残念がる溜息が漏れるが、まぁ、
それは仕方ない。お二人の楽屋に挨拶に行ったついでに、この二人での
コラボレーションを、テル彦をもう一度聴きたいと、個人的にお願い。
お二人とも気持ちよく疲労感と安心感があったようで、私の無理な
お願いも叶うかもしれない。仕掛け人の中井さんにもお願いしたし。
次もあるかもね。
中野氏は6月20日(日)に、高円寺HIGHでのワンマンが控えている。
是非期待したい。
それはそうと4-D mode1の方も、もうすぐ決まりそうなので、そっに
も神経使わなあかんな。少し先になるけどね。
下北沢にて