天狗祭り
早いもので本日をもって1月も終わり、一年間の12分の1が過ぎ去ったと
いうことになる。
昨夜は仕事を早々に切り上げ、仕事の同僚が気になって仕方がないという
恵比寿のBarに食事もせず飲みに連れて行かれた。2杯ほど呑んですぐに
帰ったのであるが、食事をせずに呑んだので、小腹が空いてしかたがない。
ということで、そのまま再度下北の馴染みの店で呑んだ。
そして、朝起きてみると嵐のような雨風。天気予報では午後からは治まると
でていたので、家事を済ませて街中に繰り出すと、なにやらお囃子の音が
鳴り響いて楽しげである。
「天狗祭り」である。毎年この時期には8日間ほど東京を離れ、神戸に帰って
いるので、見たのは初めてだったのだが、下北沢で何故天狗なのか?
高尾山じゃないのか?という素朴な疑問を解消するためにその由来を調べると、
下記のように記されていた。
[天下一天狗道中の由来]
明治初年頃、原堪山大和尚が十一面観世音を祀り、
世の中の邪気を祓い、浄化に努めたのが始まりと云われ、
その後大衆一体となり、厄除け開運等、縁喜大吉祥礼の
節分を催し、「天下一天狗道中」として、今も尚、続く奇祭である。
ということらしい。
夏場に此処で書いた「天狗ビール」のネーミングも、このお祭りに由来する。
今、世の中、日本だけでなく世界中大変なことになっている。
メシが食えない、住まいがない、生活出来ない……。
天狗でも河童でもぬらりひょんでも何でもいいから、この充満した邪気を祓って
取り除いてくれないだろうか。総理がひょっとこではどうにもこうにも…。
下北沢にて