Red-2

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予想通り、大手企業が次々と大々的なリストラを発表しはじめた。

国内でも職を失う人が年末までに数十万人に達するのではないか?


小難しい事やぼやきをここでするつもりはないのだが、努力を惜

しまず、贅沢もせず真面目に慎ましく日常を営んでいる善き人々が、

何の救済処置も受けられず見捨てられていく。

こんな事がまかり通っている情けなさを感じている方も多いに違い

ない。


私のよく知っている企業もそうなのだが、所謂CEO等と呼ばれる

経営者やその周りの経営陣に、秀でた経営能力や学習能力、はたまた

時代や世相の動き、いわばエンドユーザーのマインドが読めない無能

な輩が立つと、愕くほど簡単に組織は傾き窮する。


USAの自動車BIG3も同様である。これは今に始まったことではなく、

第二次世界大戦後、USAはケンカをふっかけても一度として勝った

ことはない。戦争としては全て負け戦なのである。つまり、一時流行

ったアメリカ式グローバルは、全世界から否定されているということ

に気付いていない「痛い奴ら」なのである。


日本では今、団塊世代がトップに立っている企業が大半であるが、

その無能ぶりはBIG3と同じく、目を覆いたくなるほどだ。

そして彼等団塊世代はおしなべてビートルズのファンであり、強いモノ

にだけ擦り寄っていく、悪い意味での「未成熟なこども」に見える局面

が多々ある。


そういえば、2日前がジョン・レノンの命日だったように思う。

断っておくが私はビートルズは好きでも嫌いでもなく、全く興味がない

だけである。自分の音楽観の中にビートルズは入り込む余地が全くなか

ったのである。


それにしても赤く点滅し煩く鳴り響くアラームは、暫く鳴り続けるのだろう。

あぁ、気分が重くなる。


下北沢にて

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このページは、press_4dmode1が2008年12月10日 21:54に書いたブログ記事です。

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