プレゼント3
今日の午後13時30分頃、仕事中にヤツから電話がかかってきた。
そう、Mである。
空港が封鎖されていたタイから帰国したのである。
私「お〜、無事帰って来れたんやね」
奴「えー、なんとかかんとか、帰って来れましたわ(笑)」
私「空港解除されたらしいね。良かった良かった」
奴「えー、でも空軍の基地から飛んで来たんですわ」
私「そりゃ大変やったねー。まぁまぁお疲れさん」
奴「それより、なんか心配かけたみたいで…、電話頂いたようで…
申し訳ないです。なんかお土産でもと…」
ここで私は毅然とした語意で、
私「いやいやいやいや、それには及ばんよ。遠慮しとく」
奴「えー(笑)今までみたいなヘンなモノとちがいまっせ!結構見栄えの
する民族…」
私はMが全てを話しきるのを遮って、
私「いや〜〜〜〜。ほんまにええから。ね。君も疲れてるでしょ。
疲れてるにきまってんだから、ゆっくりと疲れをとって。ね」
こうして、難を逃れたわけである。
いずれにしても無事に帰国できた事は良かったのであるが、
緊急時においても、何か笑いをとるためだけに持ち帰る図太さ。
同じ関西人として、その真骨頂を見た思いがした。
下北沢にて