世界タイトルマッチ
帰宅して食事の用意をしている間にTVを点けると、ボクシングの世界
フライ級タイトルマッチ、チャンピオン内藤大助VS清水智信(挑戦者)
の試合が丁度始まるところであった。
「君が代」を斉唱する内藤の顔は、引き締まり、その瞳には強靱な意志
が宿っているのがテレビ越しにも伝わってくる。
対する挑戦者清水の方は、若く、甘いマスクの、今でいうイケメン。
いかにもスピードが在りそうなアウトボクサーらしい。
テレビ局としては日本一のヤンキー親子が亡き後、イケメン君にチャン
ピオン獲ってもらってスポンサー付けて、視聴率稼ぎたいんでしょうね。
思惑バレバレですやん。
以前仕事でボクシングジムに赴き、ボクサーの写真をカメラマンに撮影
してもらったことがあるのだが、ボクサーの肉体というのは余分なモノ
は何もついていない。つまり、贅肉や脂肪が殆どついていない。
ご承知のように試合前ともなると、その厳しい体重階級制のためウェイト
を徹底的に管理し、ギリギリまで絞り込むのである。
マンガの中でそういった知識を得てはいたが、実際そういった現場を目の
当たりにすると凄絶極まりない。
自分の筋力やスピードを最大限に生かし相手を叩き伏せるために、5kg~
10kg減量し、最大限のポテンシャルを引き出そうとする、そのあまりに
ストイックな日常は、修行僧のそれを遙かに凌ぐであろうと思われる。
体脂肪が2〜5%の肉体なんて、そう簡単に作れないし維持もできない。
今朝、日米3000本安打を放ったメジャーリーグ・マリナーズのイチロー
も、体脂肪5%ほどらしい。鍛え抜かれた肉体というのは、磨き上げられ
た刃のようなモノだ、と何かで読んだ(マンガだと思う)のだが、まさに
そういったストイックな生き方が表情や言葉の精悍さに繋がるのだろうな。
若かりし頃の伊達公子も精悍だった。
バドミントンのおぐしおやビーチバレーの妖精(名前忘れた)の女の子
なんて、それなりに指示される可愛さを持ってるけど、伊達のような
プロフェッショナルな精悍さに欠けてる。
だから、何処かプレイに甘さが出るんでしょうね。
これ書いてる間に内藤が大逆転のノックアウト勝ち。
凄いね。
とか思ってたら、TV大好きな日本一のヤンキー親子の長男がリングに
上がってきた。ありゃりゃって感じやな〜。テレビ局の仕込みだろうけど、
クサイ演出。
バレバレですやん。
下北沢にて
