涼を求めて

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休日というのに、なにしろこの暑さと湿度である。

如何なる手法をもってこれを凌ぐかが今日一日を快適に過ごせる

大きなテーマとなる。

クーラーの効いた狭い部屋でパソコンに向かうのもつまらないし、

気分転換と称し当てなく街中を徘徊するのも無用な汗をかくだけで

洗濯物が増えるだけである。

日中は本とi-Pod(旧式)を持って近くのカフェに長居するのが、

今のところ最善策になっている。本に飽きたら人物観察しても良いし、

ケータイでブログ用のネタをメモしても良い。

美術館とか博物館へ行くという手法もあるのだが、やたらと人が多いし

展示物にも因るしね。

こういうことを書くと、まるで老人のようだと謂われる向きもあるが、

決してそうではない。

適度な日射量ならいざ知らず、春から秋口までの太陽光線は身体に害を

為すことはあっても、メリットなんて殆どない。


渋谷には女性男性関係なく、海や自宅や日焼けサロン等で靴炭でも塗った

のか、と疑うような、肌を焼きまくった若い人達がたむろしている。

あれを見ると不健康極まりないと感じるのは、私だけではないでしょう。

何故か日本人の教育理念として、子供は夏、外で遊び回ってこんがり

日焼けするのが健康的だという向きがあるが、これは誤りである。

ましてや蒸し風呂の様な甲子園などで、高校生の子供達に野球ゲームを

させ、大人の利益のために「教育だ」と宣い、だまくらかし、連戦連投

させるなんて何処が教育的なのかさっぱりわからん!

身体こわすよほんま。


女性には特に気をつけてほしい。

肌を焼くということは、「シミをつくる」或いは「老化を促進する」と

ほぼ同義語なのだから。

アングロサクソンに代表される白人には、太陽光線を浴びて皮膚ガンに

なる人が確率的に多いらしい。つまり色素の薄い人達はほどほどにして

おかないと後で取り返しのつかない肌になってしまう。

7〜8年前まで棲息していたガングロなんて後5年もしたら顔中シミだらけ

になっちまうんじゃないか?


毎度のことながら話がそれましたが、私が子供だった頃ってここまで暑く

なかったように思う。クーラーなんて家になかったし、冷蔵庫も氷柱が

入っていただけだったし。

河馬なんて暑いときは水の中に入って動かないという。体力温存して

るんですね。野生は合理的だ。無駄がない。

ということで、夜はキンキンに冷えたジントニックで涼をとろう。


下北沢にて

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このページは、press_4dmode1が2008年7月27日 20:22に書いたブログ記事です。

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