風が吹くとき
今日、Yahoo!のトップページを見ていると、懐かしい絵本が紹介されていた。
レイモンド・ブリッグズ原作の「風が吹くとき」という作品で、イギリスの
田園に囲まれた田舎で細々と暮らす老夫婦を主人公にした物語である。
実は絵本の紹介記事であるのだが、私は26〜27年前に映画館でアニメーション
を見たのである。で、懐かしいなと…。
ストーリーを簡単に説明すると、前述の老夫婦がのどかに暮らす田園地帯の近
くに核爆弾が着弾し、レディオアクティブ(放射能)の危険性や知識を、政府から
配布されたパンフレットに書かれている嘘の情報を鵜呑みにして、その後も生活
をしていく…。といったあらすじで、ほのぼのとした画風に較べると、内容的に
はズシンと重く、ちょっといたたまれないお話である。
ぼやけた記憶をたぐると、ナレーションは確かデヴィッド・ボウィだったと思う
のだが、確か同じレイモンド・ブリッグズ原作の「スノーマン」という短編アニ
メも併映されていたので、デヴィッド・ボウィの語りが入っていたのはこっちの
ほうかもしれない。
老夫婦の名前は「ジムとヒルダ」
決して派手な作品ではありませんが絵本に興味ある方は一度見てみては如何かと。
ひょっとしたらDVDも出ているかも知れません。
DVD出てたら欲しい作品ですねー。
下北沢にて