三味線
先の木曜日(17日)、友人のインテリア・内装関連のデザインディレクター
T氏が独立し、会社を立ち上げたのでその事務所開きパーティーによばれ
ました。
T氏とは夫妻共々友人であり、また、会えば何かと話が弾む間柄。
生憎の雨でしたが、ワインを一本ぶらさげて代官山のオフィスまで、
渋谷からてくてくと歩いて行きました。
私が仕事で直接繋がることはないので、顔見せして挨拶だけしたらすぐに
帰ろうと思っていたのですが、何故か引き留められ、アパレル関連や建築
関連のご友人を紹介されました。
宴もたけなわの頃、長身の若い男性がやおら三味線を取り出し、
カラオケに会わせて演奏し始めました。
尾上秀樹という若手のミュージシャンで、かつてはビジュアル系の
ロックバンドでギターを弾いていたらしいのですが、幼少の頃より
三味線藤本流に師事し、準師範の腕だそうです。
尺八の石垣秀基と組み、二人の名前からとった「秀々(hide hide)」という
グループでいつもは活動しているということで、昨年6月20日にソニー・
ミュージックダイレクトから「日本〜Neo Japanesque」というDVD付の
デビューアルバムが発売されてるとのこと。
二人とも20代後半の今風男前。マーケティング的にはアラウンド40から
上の落ち着いた女性層が支持するんじゃないかと感じました。
音は津軽じょんがらや沖縄の島唄とは全然違って、和風ロックポップスの
色合いが若干あるかな。
尾上秀樹氏はきちんとした方で好青年でした。
当然三味線の腕はかなりのものでした。
三味線の音もいいな…と思った夜でした。
下北沢にて