旅の空
横川氏は今頃欧州かアフリカ大陸の空の下、元気に音を
奏でているのでしょうか?
いいなぁ、仕事とはいえ海外へ長期離脱できるなんて、羨ましい。
帰ってきたらいろいろとお話聞かせてもらいましょう。
仕事柄、長い休みはとれないので旅行はどうしても国内で1泊2泊。
となるとどうしても近場になってしまい。一瞬の気分転換はできても
心の吟線に触れるような人との出会いはなかなか望めません。
若かりし頃(20代)は気楽な独り身であったため、よく海外へ
出かけました。仕事は忙しかったんですが、そのおかげであまり金を使う
こともなく、ある程度たまると2〜3週間、ときには一月近く仕事を休み、
アメリカへ行ってました。
アメリカといってもそのほとんどがニューヨーク滞在。
ニューヨークといっても、マンハッタン島の中で、安ホテルに連泊して
在住している友人と遊んだり、美術館へ毎日のように出かけてました。
一カ所滞在型で何度も行くうちに、地下鉄やバスなどの交通機関も
頭に入り、結構自由に動き回っていたんですが、東京に住むようになり、
気付いたことが一つ。
マンハッタン島の拡大版が東京ではないかと(多くの人がそう思っていると)。
ニューヨークへ行ったことのある方なら解るのですが、
銀座=5番街
丸の内=ロックフェラーセンター
日本橋兜町=ウォール街
メトロポリタン美術館・MOMA・自然博物館=上野
新宿2丁目=クリストファーst.
下北沢・吉祥寺=イーストヴィレッジ
等々…。これ以外にもそれぞれニューヨークの名所に、東京は相対する
エリアがしっかりと形作られていて、集まってくる人間も、エネルギーの
大きな人が多いように思います。
ニューヨークはほんとに芸術家やミュージシャンに限らず、クリエイター
が多い街ですが、やはり、東京もそういった人が集まりやすい環境を
備えているように強く感じます。
都市の活性化や勢いって箱モノではなく、やっぱり人ですからね。
下北沢にて