ビジュアル系
本日は4-Dとして動くライブとしては今年最初になる
企画の打ち合わせを、お借りする場所(ライブハウスではない)に
お邪魔して行った。
2月初旬から4月アタマまで小西氏がドイツに行って留守なので、
4-D Elementsとしての、ほぼ一年ぶりの企画となる。
場所は渋谷なので交通の便も良く、お店にはカフェも併設されて
いるので食事も楽しんで頂けるのではないかと思う。
無事打ち合わせが終わり、朝昼兼用の食事を採っているとき成田氏
から、仕事で関わりのある「exist trace」というビジュアル系の
バンドのライブがすぐ近所で行われるので一緒に行かない?と、
お誘いを受けた。
(↑このパターン多いな)
特に予定もなかったのと、ビジュアル系のバンドを見るというのは
初めてなのでいったいどんなモノなのか見てみることにした。
ただ、ビジュアル系のバンドといっても男バンドではなく、レディ
ースバンドということで、一瞬アタマが混乱した。
というのは、男がメイクをして女装的衣装或いはボンデージパンク
風スタイルをしたからこそ成り立つのがビジュアル系バンドの醍醐味
であり、オーディエンスも限りなく女性層だけというのがその真骨頂
であるはずなのだが、女性がメイクして女装してるというのは…当た
り前やん!てわけである。
ではいったいどういう風に聴かせ見せるのだろう?ということに興味
がそそられたワケだ。
開場のBOXXへ行き楽屋を訪ねると、丁度メイクの真っ最中でてんや
わんやの状態だった。5人とも小柄なお嬢さん達で華奢な印象を受け
たのだが、ライブが始まると骨太で荒削りな歌ものを難なくやっての
けた。90分以上に渡るライブを、この華奢な娘さん達がやれるのは、
彼女達がビジュアル系バンドという一つのカテゴリー・スタイルを
好きだから出来るのだろう。
ステージ終了後楽屋へ挨拶に行った折感じたのは、育ちの良い真面目
な娘さんなんだろうなという印象が、その施されたメイクの下から滲
んでいた。こういう一途に頑張っている人達にはなんとか成功してほ
しいモノである。
ところでビジュアル系バンドのステージには、必ずお立ち台が設置さ
れているというのを今日初めて知った。なるほど、勉強になった。
下北沢にて