DT2010リポート1014

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成田氏に誘われて10月14日の水曜日、

手塚眞プレゼンツ RETURN TO THE FUTURE

を見に新宿LOFTまで行ってきた。

仕事を終えてから行ったので、LOFTに着いたころには8時を回っていた。

私としてはdip in the pool甲田益也子氏のパフォーマンスに興味があり、

それを確認しに行ったというのが本当のところで、甲田益也子氏といえば、

私達の世代ではファッションリーダーとしてだけでなく、独特の存在感と

取り組む音楽へのスタイルのありようにおいてシンボル的なポジションに立っていた

ように記憶している。dip in the poolとしては今回だけの復活になる?という話を

チラッと小耳に挟んだので、貴重なパフォーマンスになるなと踏んだわけである。

内容をたらたらと書きなぐってもあまり意味がないので割愛するが、その独特の

存在感とオーラは褪せることなく、歌声は丸みを帯びて包み込むような大人の

エロティシズムを醸し出していた。

アンコールの拍手が鳴りやまぬ中、手塚氏と共にコンソールブースに現れた

甲田氏から、また活動を再開することがメッセージとして発せられた。

素晴らしいことだなと思う。DT2010というイベントへの参加が一つの目安として

甲田氏の中の何かを揺り動かしたのかもしれない。

最後の方に演奏されたエリック・サティの曲に詩を付けた歌が、とても印象的

だった。甲田氏の世界観は未だ崩れることなく、しっかりとそこに根を下ろして

いるのがよくわかる選曲だ。

出来るものならもう一度聴いてみたい。


下北沢にて

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このページは、press_4dmode1が2009年10月17日 16:47に書いたブログ記事です。

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