アカデミー賞受賞
今日ハリウッドでの「第81回アカデミー賞」で
滝田洋二郎監督「おくりびと」が外国語映画賞、
短編アニメーション賞を加藤久仁生監督の
「つみきのいえ」が見事に受賞した。
日本固有の文化を題材にした、淡々とした作品や、
入念に作り込んだ社会性の垣間見えるアニメーションが、
莫大な予算を湯水のように浪費し、CG一辺倒の
ハリウッドに楔を打ち込んだというのは、非常に面白い。
自らの文化を対象化し、其処に妙味を醸し出した発想と
スキル、アイディアと粘り強さの賜だろう。
感動を導き出し、記憶に刻みつけられる映像は、やはり
ストーリーが秀逸だからだろう。
強いテーマとテーゼ。
それは言葉を超えるという一つの事例だろうと思う。
奇しくもひょっとこは、本日海を渡ってホワイトハウスに
尻尾を振り(金の無心をされ)に行ったが、春には辞める
死に体の総理に、バラク・オバマは何を無心するのだろ
うか?まぁ、そんなこたどうでもいい。
兎に角、映画好きの私としては日本の映画作品のポテン
シャルとクオリティ、そしてスキルと発想に拍手を送り
たい。
おめでとうございます。
下北沢にて