渋谷で濃厚・後味さっぱり
昨晩、渋谷Songlineで横川氏と個性溢れるミュージシャンの
ライブが行われた。
メンツは、エミ・エレオノーラ、Yen-Chang、スティーブ・エトウ
という、強者だらけの異常に濃厚なメンツ。
渋谷Songlineは渋谷のNHK近く、宇田川町にあるカフェっぽい
ライブハウス。
通りを挟んで目の前にはクレストンホテルがあり、このホテルは
私が東京出張の折りに常宿としていたビジネスホテルである。
この辺りは渋谷の中心街から離れ、風情がある佇まいの街並みで、
そこかしこに穴場的な飲食店が点在している。
で、ライブのリポートであるが、
第1部は横川氏とエミ嬢のセッションから始まり、2〜3曲演奏した後、
スティーブ・エトウ氏が絡んでトリオで演奏。
のっけからエミ嬢とスティーブ・エトウ氏の掛け合いに笑わされ、
それをニタリニタリと薄笑いを浮かべた横川氏がオーガナイズしていく
という寸法。
10分休憩の後、横川氏とYen-Changのセッションで第2部がスタート。
相変わらずの渋さ溢れるアジアンボイス。すげぇ、カッコいい。
途中でクイーン・オブ・セレモニーのエミ嬢が参加し、Yen-Changと
のセッションが始まる。VOICE&VOICEの掛け合いは予想もしない
下ネタ(笑)絡みで進み、どんどんヒートアップしていく。
そして最後は4人で音の抜き身勝負のような大セッション。
小さなリズムが大きくなって更に加速していく。
終演後、横川氏に訊くと
「もちろんリハーサルしてないよ」と宣う。
それにしても、全てが即興なのでリハーサルが必要無いのは理屈として
判りますが、クオリティとテンションのこれだけ高い即興が出来るのは、
やはり、このメンツだからなんだろうな。
新年早々、コクがあって異常に濃厚なンだけど、後味さっぱりのライブ
ごちそうさまでした。
下北沢にて