気になるデザイン

|

最近目にしたものでインパクトがあって脳裏に焼き付いている

デザインがあります。

そう、皆さんご存じの[手錠五輪マーク]ですね。

これは、国境なき記者団(Reporters Without Borders)が

使用しているんですが、最近よくTVに映っているので、

ご存じの方も多いはず。

私はもともとイベントとしてのオリンピックにも北京にも

全く興味がないので、何も惹かれることが無かったんですが、

[手錠五輪マーク]、

あのデザインが顕れた途端、聖火リレーというイベントの

わざとらしさや、アスリートの意志とは関係なく、政治が

スポーツを利用してきたことが如実に露わにされたように

感じたんですね。

単一のスポーツとして取り上げた場合、決してレベルが最高とは

言えないオリンピックが、判っていることとはいえ、あまり声高に

非難されないのは、巨大な桁が違う商売として成り立っているからで、

人権問題のみでなく、その商業主義的ナショナリズムに対しての

鋭い指摘のように見えました。


ブログってこういうこと(政治的なこと)書かない方が良いって

知ってるんですが、でも、いいなーあのデザイン。

強烈なインパクト。

冷や水浴びせるようなあの感覚がたまりません。

ロックしてるわ(ちょっと古いか?)。


下北沢にて

このブログ記事について

このページは、press_4dmode1が2008年4月16日 21:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「4-Dカステラ」です。

次のブログ記事は「TEXTASY:ブロディ・ノイエンシュヴァンダー」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.01