十三夜
今日は十三夜。
今夜輝く月を豆宵月、または粟宵月というそうです。
昨晩、一昨晩とも綺麗な月がかかってましたが、この時期は
比較的雨が降らず、統計的にも気持ちよい気候になってるようです。
この時期の月を見上げていると太古の人類が何かの想いや創造を
膨らませ、崇めていたのも理解できますな。
昔の中国(だったと思う違ったらごめん!)は陰暦で、
月の満ち欠けによってその日がいつなのかを計っていたようで、
随分昔に陰暦カレンダーというのをデザインの美しさだけで
衝動買いした記憶があります。
シンプルなデザインなんですが、月の満ち欠けが規則的に
ちりばめられ、見た目はいいんですがとても使いにくい
というか、扱いにくいカレンダーでした。
太陽暦で馴染んだ感覚にはどこか不安を感じさせる代物です。
ただ、そのカレンダーを毎日眺めてると、
自分の価値観と違う尺度が存在することを意識せざるを
得なかった事を思い出します。
月って写真撮るの意外と難しいんですよね。
雲一つない夜空に煌々と輝いている満月でも、夜だと光量が足りず、
手ブレでピントが合わない。
丁度一年前に作品用に挑戦したんですが、やっぱり満足出来る
ものにはほど遠く、別の手段でそのイメージに近いもので代用しました。
あれからもう一年たったんやなー。
ところでお知らせです。
SOUND AND VISION 17
学芸大学Trayにて
[横川理彦 + 大谷安宏]
11月18日(日)
open 18:30 / start 19:00
charge:¥2000 (drink付き)
秋の夜長に是非お越しください。
下北沢にて