FREE HUG

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TV見てたら、東京の何処ぞの公園(代々木公園あたりか?)で

FREE HUGと書かれたプラカードを掲げた若者が往来する人々に

ハグすることを求めて見知らぬ人達に声をかけるレポートをやっていた。

レポーターはしぶがき隊のヤックン。


アメリカだか中国だか判らんけど、ごく一部で流行っているらしく、

若い女の子が同じようなプラカードを持って次々とハグしている

映像が流れていた。


それを続けていると自然な笑顔がこぼれ、暖かい他者を思いやる

気持ちになれるんだと。


気持ち悪くないですか?

素面ですよ。

何の昂揚もなしに見も知らぬ老若男女を抱き合えますか。

家族ならいざ知らず。

百歩譲って久方ぶりに出会った友人や、お祭りやライブの打ち上げ、

集団で同じ目的のために何かを成し遂げた(今日のレッドソックス)

とかいうなら、抱き合うための共通項が見いだせるのですが。

何の関係性も無い人同士が、抱き合うだけのことで人類みな兄弟みたいな

疑似感覚って、甘ったれた自己満足にしかおもえないけどな〜。


ああいうの流行ったら困るなー。

こういう事をさも欧米渡来の文化のように頭の悪いTVが無責任に

放送してしまうと、

俺にはレイシズムなんてかけらも無いぜ的、

私ってこの世の誰をも受けいれるわ的、

大義名分欺瞞の陶酔輩が街中で溢れだしたら、どうします?


売れてないアイドルタレントなどのパフォーマンスだからとか、

ギネスブックに認定してもうためにするのなら笑って済むのだけれど…。


もっと洗練された、

凛とした、

背筋の綺麗なコミュニケーション(関わり方)があるように思うのだ

けれど…。


下北沢にて

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このページは、press_4dmode1が2007年10月29日 23:59に書いたブログ記事です。

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