秘密と4丁目カフェとアリガトウゴザイマス
本番前、4丁目カフェにて
ヴァイオリンの弓を軋ませ、拳を宙に突き上げて絶叫し、オーディエンス
を煽り立てる横川理彦がいる。
ベースから弾かれる不思議な揺れとともに、ステージ中央でピンクの
トサカを立てる小西健司がいる。
MacBook Proのモニターを睨みつつギターを掻きむしり、シャウトしな
がら血管を浮き立たせる成田忍がいる。
これは私の知るmode1なのか?
果たして4-Dと呼べるのか?
何かの見間違いじゃないのか?
いやいや、これが4-Dmode1というBANDなのだ。
忘れていた。
当日、本番前のリハーサル後、ショップメカノにメンバーと一緒にお邪魔
した際、挨拶していただいたファンの方に、成田氏が
「今日死んでもいいという気持ちで臨みます。」などと、不穏な言葉を
喋っていたのが漏れ聞こえていたが(笑)、こういうことだったのだ。
来場された皆さんは、心行くまで楽しんでもらえたであろうか?
mode1終演後、横川氏が「また、やっちゃったよ〜どうしてこうなっちゃ
うんだろうね〜」とそのお祭り男的キャラクターに自分自身が持て余して
いるのが何とも面白く可笑しい。
ということで、4月23日(土)高円寺HIGHにて「デンシコン 2」は盛況
のうちに幕を下ろした。
関係者各位、及び来場された全てのオーディエンスに、この場を借りて
お礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
ところで、
突然のショップメカノ訪問とか。
突然のサイン会とか。
突然の曲中断とか(笑)。
突然のライブ日時発表とか。
そして
突然の新曲発表発売とか……。
まぁ、でも「Angerstrasse」
ライブで聴いてくださった方にはお判りのように、素敵な曲だったでしょ?
実はこの曲にはメンバーと極々一部のスタッフしか知らないトンでもない
秘密がある。この秘密は私も横川氏から訊いたとき、流石に驚いた!
でも、絶対口外しないもんね。
下北沢にて