2011年8月アーカイブ
坂本宰の影「42」第6幕をplan-Bへ見に行った。
横川理彦氏が音楽で協演。
会場が暗転すると目を開いているのか閉じているのか定かではない
闇に包まれてパフォーマンスは始まった。
暗闇の中に耳を澄ますと、水滴が滴り落ちる音が心地良い残響を残して
聞こえてくる。そして聴く者の心象風景のような光の線が、薄ぼんやりと
浮かび上がってくる。
坂本宰の影は、光を操り移動し、膨張し、収縮し、回転し、闇に消え、
またシルエットを浮かび上がらせる。時に横川氏の紡ぎ出す極上の音響に
抗い、繋ぎ止め、リズムに同期する。
一瞬一瞬がその時ににしか表現できない光と影の残像と、音の残響。
非常に美しく、また唯一無二の世界観。
見ることが適わなかった方達は、後悔する素晴らしい即興である。
この二人の組み合わせは、本当に生まれてくる作品の質が高く、そして
見聴きする者を異次元へと誘う。
来週の月曜日、8月29日には坂本宰の影「42」第7幕が独演される。
http://web.me.com/sakamotoosamu/
下北沢にて
少し時間が空いてしまったけど、21日のライブにお越しくださった皆様、
本当にありがとうございました。
ゲストのYENCHANG(福岡ユタカ氏)の絶品ヴォーカル堪能していただけ
ましたでしょうか。イトケン氏のドラムも冴えてました。
そして、ライプチヒからネット参戦した小西健司の、屈託のないどアップ笑顔
は楽しんでいただけましたでしょうか。
あの後、MacBook Proの中の小西氏とメンバー・スタッフ・ゲストを交え、
別室でミーティング。
小西氏はブッといソーセージを焼いて、パンに挟んで喰っておりましたところ、
一瞬画面から消えたかと思うやいなや、ソーセージ半分床に落としてもた!と、
拾い上げておりました(爆)。
こんな事やってんの4-Dだからだろうな。
次回は9月9日(金)大阪に久しぶりの凱旋です。なんかあるかも。
下北沢にて
左から横川氏、YENCHANG、イトケン氏、成田氏
ライプチヒで満面の笑み
ライプチヒと東京でのネットセッション
愛機PowerBook G4のバックライトが落ちてからというもの、起動はしても
モニターで確認できないという状況が続き、アップルストアにも見放されて
ひと月近く、どうしようもなく新しいMacBook Proを購入する事になった。
もちろんPowerBook G4からMacBook Proへ重要なデータは移植できたの
ではあるが、ソフトの相性の問題もあり、OS Lionに対応しているドロウソフト
を含む様々なパーツを買い直す羽目に陥った。
この文章はそれによって環境を整えたMacBook Proで掲載したのだが、その間
に記載する予定であった文面はお蔵入りとなってしまった。まあ仕方ないことだ。
今年に入ってから、世の中だけでなく、自身を取り巻く環境も含めて大きく変動
している。所謂「節目」という言葉がぴったりと当てはまる年度となりそうだ。
後4ヶ月足らずで今年も終わってしまうかと思うと、時間が過ぎていくのは恐ろ
しく感じる程である。
ところで明日の夜は久しぶりにmode1のライブがある。小西氏は遙か地球の
裏側から参戦する予定であるが、ゲストも福岡ユタカ氏を迎え、スタッフ間で
飛び回っているセットリストを見てもノリノリの内容になることは疑いようがない。
何やらオマケもあるようである。
それでは皆さん、高円寺で!
下北沢にて